北国街道東脇往還（松代道）神代宿は今の長野市豊野周辺。2005年の市町村合併で豊野町は長野市に編入した。この季節、色づき始めた林檎と、血色に染まる彼岸花が至る所に咲き誇る。JR豊野駅から車で5分ほどの所にある観音山中腹に、観音堂、大日堂、太子堂などがある。 裏山には自然の緑の中に大型遊具が設置されており、ソメイヨシノ、あじさい、ツバキ等各季節に公園を彩る。観音堂は豊野地区最古の寺院である聖林寺の移転地としての伝承もあり古くから村の集会場として使用され旧豊野村商工会（旧豊野町商工会を経て現長野市商工会豊野支部）の結成もこの地で成されたといわれている。